余市町とは
余市町は、北海道の西部の積丹半島の東の付け根に位置する、人口約2万人の町です。町の北側は日本海に面し、他の三方はゆるやかな丘陵地に囲まれており、海の幸も山の幸にも恵まれた土地です。
余市町は、ニシン漁により発展してきましたが、現在は、えび・いか・かれいを中心に水産業が盛んです。また、余市の気候や土地を活かしフルーツ栽培も盛んであり、リンゴ、ブドウ、梨などは北海道一の生産量を誇っています。
また、ウイスキー造りに情熱を燃やした夫婦を描いた朝の連続テレビ小説「マッサン」の舞台となり、ウイスキーの銘柄としても有名な余市ですが、ウィスキーだけではなく、ワインの醸造業も盛んな町です。
余市町の魅力
世界が注目する
ワイン産地
全国トップクラスの生産量を誇る余市のワインぶどう。その品質は高く評価され、全国のワインメーカーに出荷されています。
2011年、余市町は北海道で初めて「北のフルーツ王国ワイン特区」として認定され、小規模事業者でもワイン造りにチャレンジしやすい環境になりました。個性豊かなワイナリーが次々と開業し、ワイン産業が活性化しています。
りんごに代表されるフルーツ王国!
トマトなど野菜の生産も盛んです
余市町は北海道で有数の果樹生産地。明治時代に日本で初めてりんごの栽培に成功して以来、全国トップクラスの生産量を誇るりんご、ぶどうをはじめ、さくらんぼ、なし、プルーンなど北海道で栽培されるほとんどの品目が生産されています。
夏から秋にかけては果物狩りを目当てに多くの観光客が農園に訪れます。また北海道では比較的温暖な気候なので、トマトなど野菜の生産も盛んです。
海とともに栄えた余市の歴史
江戸時代末期から明治・大正時代にかけて、北海道沿岸には「群来(くき)」と呼ばれるニシンの大群が押し寄せ、余市の海もニシン漁で大いに賑わいました。現在ではかれい・たこ・ブリ・ほっけ・エビ・いかなどのほか、春のニシン、夏のウニ、秋の鮭に冬のタラ・アンコウなど季節ごとの旬に恵まれ、豊富な漁獲量を誇っています。
